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執筆者の写真石井かおり

「ららばいプロジェクト」の歩み


こんにちは、石井かおりです。

「ららばいプロジェクト」のホームページにお立ち寄り下さりありがとうございます。

親子イベントの様子

この度ホームページのリニューアルに際しまして私の思いなどを配信させていただくことにしました。不定期になりますがどうぞお付き合い下さいませ。

今回は、「ららばいプロジェクト」立ち上げからの歩みをザッと書いてみようと思います。


2018年プロジェクト発足

産婦人科医の亀田隆先生と、大学で看護学研究をされている宮本雅子先生と、

妊娠中からお母さん自身が歌うということの大切さについて意気投合し、この「ららばいプロジェクト」の発足に至りました。

何人かの賛同してくれるメンバーも加わり、音楽チームと研究チームと運営チームとに分かれてたくさんのイベントを計画し、順風満帆な船出かと思われました。

コロナの日々

ところがコロナという前代未聞の日々が始まり、発足したものの何も活動ができない時期が続きました。

もう無理なんじゃないかと何度も諦めかけましたが、でも、その間もお家の中で赤ちゃんと24時間向き合って生活をしているママパパたちのことを思い、当初、妊婦さん対象に立ち上げたプロジェクトでしたが、いやいや、本当に大変なのは乳幼児を持つご家族ではないかという思いに、メンバーみんなが変化していきました。

おんベビ!の始まり

ようやく、少しずつ、本当に少しずつ、そろそろみんなで集まっても良いよね?まだ無理?と相談をしながら、それでもそこに乳幼児を抱えるママたちがいるなら、このままいつまでも止まっていてはいけないよね!とにかく毎月やってみよう!と、風評被害も受けて立つ覚悟で再スタートを切りました。

それが2023年1月、兵庫県西宮市のフレンテホールさんとの「おんベビ!」の始まりです。


ららばいプロジェクトのちらし
はじめてのちらし。

初めはみなさんマスクで、赤ちゃんにとって一番大切なお顔の表情が見えないし、笑顔で元気に歌うことも出来ないし、ミニコンサートをするのも、管楽器は息が出るから弦楽器の方がいいんじゃないかなど、消毒など徹底しながら恐る恐るでしたが、毎月続けていくうちに、外に出ることを切望されていた親子さんたち、音楽を生で聴きたいママたちが来てくれるようになり、リピートしてくれる方が徐々に増えていきました。

そしてららばいプロジェクトの活動に賛同してくださる方も増え始めました。

わたしたちに共感して、プロの音楽家が代わるがわる参加してくれ、ママパパが演奏に没頭出来るように、子どもたちの保育のサポートをしてくれる方々がたくさん応援に来て、スタッフとして参加していただけるようになりました。

現在は、西宮のフレンテホールでの0~3歳親子向けプログラム「おんベビ!」は、毎月1回午前の部、午後の部と2回公演が常に完売になるイベントとなっています。


これはスタッフ、賛同者、みなさんの優しい思いの結集です。そして、その思いが波及して、今では関東でも世田谷、練馬、横浜と各地で少しずつですが、拡がり始めています。兵庫県は西脇市でも、年に1~2度ですが恒例のイベントとしてスタートしました。趣旨に賛同して下さる幼稚園保育園での公演も増えつつあります。


親子向けイベントはたくさんありますが、わたしたち「ららばいプロジェクト」は、


「ママパパの記憶に残る音楽の感動を、お子さまと体感し共有する」

そんなイベントを提供し、人としての心健やかな成長に、音楽、歌うことをもってお手伝いが出来たら…「ららばいプロジェクト」に関わるスタッフみんなの思いです。


一歩ずつ一歩ずつ、一人でも多くの親子さんに届きますように…

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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